電動ママチャリと屋根付き自転車コロポックル研究所in茨木

自転車雨よけカバーとママチャリお手軽カスタムを呟くオヤヂのBlog

≪自転車用雨よけカバーコロポックル≫異音対策①キシミ音を探る

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さて、ファーストコンタクトを果たしたコロポックル。ですが音が凄い。静かだった電動アシスト自転車の良い所を瞬殺してます。走行しながら異音の箇所を探ってみました所、色んな箇所から聞こえてきました。

異音箇所①前カゴ接合部

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ハンドルを曲げると塩ビがキシミ音を奏でます。もちろんですが段差でも大きな音が発生します。

異音箇所②キャリア接合部

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前カゴ接合部から異音が出るのですから後も黄色丸の部分で同じような事になります。キィキィと言う音を奏でます。

異音箇所③前面スクリーン

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黄色丸の部分だけでなく塩ビパイプに挿入填め込んだ場所やパイプの接合部などから異音が出て来ます。

異音箇所④前面スクリーンの役目がわからないゴム部品

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これが挟まっているお陰で異音が出ている。

さて、確認してみると色んな箇所から色んな理由がでの異音があった。前面スクリーンをはめ込んでいる部分は手に負えないようだ。まずは手っ取り早い対策をまずやってみようかと思いドライバーを手にしてみた。対策についてはまた次の機会に。

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≪自転車用の雨よけカバー≫大阪産コロポックル「ギャラクシー」(新型)ファーストコンタクト

さて、取り付けたコロポックル「ギャラクシー」ですが試乗してみました。残念ながら雨が降っておらず晴天です。

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まー五月蝿い。前回ブログで書きましたが。繋ぎ目などからキシミ音、段差での音、静かに走れる時間帯が少ない。またビニール部分を固定していないので風でバタついてもう鬱陶しい。すぐに戻って大クリップで固定しました。

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ハンドルの曲がりに関しては半減ではないが2/3程度にはなります。走行に関してのハンドルの切れは支障はありませんがUターンは大きめなら出来ますが小さ目は少々難しいです。ハンドルの切れに差が出るのは骨格の造りの差です。コロポックルは固めに作ってしまっているのでネジル余裕がありません。カゴ等の前後接合部に稼動域を作ってあげるともう少しハンドルに余裕が出るかもしれません。dryve同様に曲げようと思うなら必要ですが運転に支障をきたさないので必要性は低いでしょう。

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色々と坂など登ったりしましたが重たさより影響があったのは風圧でしょうか。平らなので風をもろに受けます。dryveは撓る事によってどうにかしようとする努力はありましたがコロポックルはガチンコで風とぶつかり合います。下のカバーを前後外すと風圧は緩くなると思いますが・・・。dryveは普通の自転車でも大丈夫ですが風圧で考えるとコロポックルは電動アシスト専用と思います。横からの風は防げませんが正面からの風や羽虫などは防いでくれます。

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太陽の光はサンシェードと大屋根の黒で防いでくれて暑さも少しは和らぎます。ただ、この作りが問題。ゴムの何かを噛ましているがこれが何の意味があるのか。開いた間に虫が入りました。それにこの部分からもキシミ音が出ます。外した方が良い感じがするのですが補助製品としてこれ売ってると言う事は外したらダメと言う事。なんでポリカ一面だけで私は良いです。上のサンシェードは文句アリアリですが下のポリカ窓は出来は良いです。dryveはポリカ部分が狭く後の部分はシワが多いビニール部分で見難い。それに対してコロポックルは開発者が息を荒くして自信満々に言われるだけあって確かに良い出来でした。異音対策のゴムを挟むのを忘れてますが・・・。本当にこれらの処理ができていなかったのが残念です。夜の運転ではdryveのように対向ライトの逆光が強く感じず安心して運転できました。

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最初の試運転は色々と課題が解ったような気がします。まずは異音・キシミ音対策を行っていこうかと思います。雨降ってくれないかなぁ・・・。

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≪自転車専用雨よけシールド≫スイス製dryveか?大阪製コロポックルか?④静寂性

【dryveの場合】

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・カイトサーフで使用されている丈夫な素材でキシミ音はない

・柔らかな素材なのでハンドルを曲げても気になる音はない

コロポックルの場合】

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・塩ビパイプのつなぎ目が多くギシギシ音が鳴る

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・前面スクリーンを填め込んでいるがゴムなどを入れてないので音が鳴る

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・上下にゴムパッキンを入れていないのでココからもキシミ音がする

言うまでもないが工場で作ったか?DIYで作ったか?という差である。総合的な出来は良くないがdryveは工場生産的な出来なのでキシミ音などの異音は皆無である。使えるかどうかを不問にすると精神衛生上も気にする音もなく一時は"使える”と思ってしまう。それに対してコロポックル「ギャラクシー」は骨格だけならDIY中級者なら一台買ったら素材を用立てて二台目を作れてしまう品物である。塩ビパイプ製なので。買ったままの状態で運転するとキシミ音が凄すぎる。段差がある所でも音が凄く正直精神衛生上宜しくない。ある程度の対処法は後日詳しく書くがゴムパッキンが必要となる。これだけでも段差によるキシミ音などは4・5割程度削減できる。だが、前面スクリーンを嵌めている所や各所塩ビパイプの繋ぎ目の処理が出来ていないのでこれらの音の削減はユーザーでは不可能である。前面スクリーンは車のガラスを考えたらゴムが入っていないのが異常である。その他キシミ音はユーザーからのアンケートをとっていないのが原因だ。今まで売ってきたユーザーにアンケートをとっていればこれらキシミ音の処理は解決できているはずだからだ。素人の小生でさえゴムパッキンを入れたら少し解決できると思いつくのでその点は残念でならない。次のモデルでは各所に緩衝ゴムを挟んだバージョンを出して欲しい。と言う事で静寂性でもdryveと言う事になった。

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≪自転車雨よけカバー≫スイス製dryveか?それとも大阪産コロポックルか?③ハンドルの切れ角

【dryveの場合】

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・材質の性質によりハンドルの切れ角は制約はあまりない

・ハンドル部接続もマジックテープなので抜けやすいが切れ角は犠牲にならない

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・後部も軽く固定しているだけなので撓るのでハンドルの切れを妨げない

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・抜け気味になるので他の部分が切れ角を補うのでこの部分はボルト留も良いかも

コロポックルの場合】ギャラクシー型

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・固定型なので運転に支障はないが画像程度までなら左右気軽に曲がる

・Uターンは大きなUターンは出来るが小さなUターンは切り返しになる

両者はコンセプトの違いと素材の違いと接合部の違いによりハンドルの切れ角に差がはっきり出ます。ハンドルの切れ角だけで言うとdryveにはコロポックルは敵いません。コロポックルは前後を固定している上にフレームも塩ビパイプなので仕方がありません。ではコロポックルで問題があるかと言うと上の写真程度曲がりますので通常の運転には一切支障がありません。ただ言ったとおりUターンだけは小さめは無理です。細い歩道ではUターンは出来ないです。切り返しというよりオシリを持ち上げて回転させる方が安全で手っ取り早くなります。dryveはその点ではフレームが撓り、後部接続部も動くのでハンドルの切れ角が犠牲になりません。細い歩道でもUターンは可能でした。両者を比べると今回「ハンドル切れ角」はdryveが勝利となります。

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≪屋根付き自転車≫スイス製dryveか?大阪産コロポックルか?②取り付け方法と利便性

今回は取り付け方法の違いです。両者はコンセプトが違うので取り付け方法にも違いがでてきます。

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【dryveの場合】

・取り付け器具はネジ止め・結束バンド簡単な仕組み

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・取付金具を装着しておけば下記のように最短30秒から1分程度で取り付け可能

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・四つ折にコンパクトに畳めて運ぶ事は乗せる事が出来れば一応可能

・ただ、四つ折にする必要性があるか?置き場所も苦労する。

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コロポックルの場合】

・常時使用型の為に固定式

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・フレームが塩ビパイプのネジ止めの為、同じ穴で複数回のネジ止めは難しい。

・取り外しても保管方法が難しい

取り付け方法はコンセプトの違いで携帯型と固定型となってます。何時降るか解らないので固定式が望ましいのですが晴れた日は付けない方が良いので出来れば携帯型が望ましいです。理由は風により燃費(バッテリー消費量)に違いが出て来ます。コロポックルの前後の下のビニールカバーを外して風の通り道を作れば幾分かは燃費は好転するのですが先ほども言ったとおりフレームが塩ビパイプなので何度もネジ止めができないのでこのまま使用するしかないので燃費悪化覚悟となります。また携帯型のdryveも後輪横に装着して運ぶ仕組みとなっているが巻き込む可能性がある。dryveは四つ折り可能だがそこまで畳む必要性に迫られるかと疑問もある。仮に四つ折にしても1mぐらい有る物体なので置き場所に困る。それを除いてdryveは晴れの日と雨の日の使い分けが可能であり利便性が高い。器具取り付けにおいても簡単さはdryveの方が優勢で難しい部分は一切ないのに対しコロポックル(ギャラクシー型)は前カゴ取り付けが編型でないので一番難しく妥協した取り付けとなり、取り付け時間においてもdryveより時間が相当掛かります。取り付け方法や利便性に関しては圧倒的にdryveだと思います。

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≪自転車用雨よけカバー≫スイス製dryveか?大阪産コロポックルか?違う点①前面スクリーン

小生みたいな人間は居ない。dryveとコロポックルの両方を乗った男は・・・。と言う事で違いを色々と書いてみました。まずは前面スクリーンに関してです。

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【dryveの場合】

・四つ折の畳むのでビニールがシワが結構残る。

・夜の走行の際、対向自動車のライトの逆光が酷い。

・ポリカ窓(有効視界)が狭い。

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コロポックルの場合】

・サンシェードが完備。日差し除けになる。

・ポリカ窓が広く視界が遮るものがない。

・ビニール部分にシワがない。下部視野が良好。

・撓らない骨組みに組み込まれているので風による圧迫がない

全体的な違いはポリカ窓(スクリーン)の広さによる見易さとポリカ窓の質による逆光の有無。逆光に関してはスイスの道路事情と日本の道路事情が考量されているのだろうとポジティブな考え方をすることにしました。言い方を悪く言うと日本製との違い。両者雨の日に運転をしたがポリカ窓の特徴か微雨時の撥水能力の低さが特徴でそれ以外の雨量の撥水能力はそんなに差はないかと思います。ビニール部分のシワに関してはdryveとコロポックルの存在性の違いの結果。緊急的に使うのが携帯型「dryve」で天気構わずに使用するのが常時型「コロポックル」と言う感じでしょうか。携帯性と使い分けにおいてはdryveが優位性が勝るが視界などの安全性においてはコロポックルに軍配が上がります。

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≪屋根付き自転車コロポックル≫新型ギャラクシーvs旧型ギャラクシーの違い

・旧型ギャラクシー(後カゴタイプ)

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・新型ギャラクシー(後カゴタイプ)

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マイナーチェンジされたギャラクシー型自転車屋根。違いは下記の点です。

・後部取付金具の変更(後カゴ取り付け型→キャリア取り付け型)

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・前面ポリカスクリーンの改良&強化

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・大屋根生地変更

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マイナーチェンジ後のギャラクシーの利点は後カゴが自由に取り替え取り付けが可能となった点。またキャリア取り付け型になったのでプラスティック製の後カゴ取り付け時より鉄製キャリアの方が強度が増したかと思います。前面スクリーンも強度を増したモノに変更されたそうです。大屋根の生地も内側の色が前モデルとは違う色となっているので何らかの改良がされたと思われます。ただ、こういうマイナーチェンジは商品情報に乗せたほうが宣伝になるかと思うんですけどね。新モデルは中々楽しめそうです。

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